2010.09.11 Saturday
伊勢志摩の料理旅館 檜扇荘(ひおうぎそう
今日は、お父さんと志摩市阿児町鵜方にある旅館 檜扇荘さんへ行ってきました。

↑ 写真は、左 檜扇荘の社長さんと 右 お父さん
6月まで育児休暇中だった私は、
久しぶりに社長さんや奥様にお会い出来て
とても嬉しかったです。
檜扇荘さんは、弊社の原点、
もしくわ育ての親に近いものがあります。
お父さんと会社を始めた頃は、
和具のアパートを事務所 兼 自宅として
借りていたんですが、
そこへ料理長(社長の弟さんが来られて
「こんなところで仕事してたら身体に悪いし、
これから赤ちゃんが出来たら狭いし、
うちの社長に頼んであげるから
檜扇荘の敷地内の空家においで」
と言って下さったんです。
早速見に行かせて頂くと、2階建ての1戸建てで
茶色と白の2トーンカラーがカントリーチックで、
中も広いし
2階の窓からは英虞湾も見えます。
一目で気に入り、「ここに来たい」と言ったら
お父さん、「山の中やし、夜が怖い」と反対モード
半ば強引に引っ越ししてきました。^^;
7年前のことでした。

2階から入る入口は白いドアーでタイル張りの絵や
ベルが飾ってあり
キッチン、洋間、4段の階段を登ると
ロフト付きの洋間、
大きな窓からは一面の緑の景色と英虞湾が少し見えます。
さらにその廊下から階段を降りると
事務所にしていた洋間と座敷、
外の景色が眺められるお風呂、トイレ、玄関がありました。
ときどき、いのししが外壁に体当たりしてきたり、
ムカデも出現したりもしましたが
二人で自由にのびのび仕事ができました。
当時、収入も不安定で、
貯金も50万円くらいになってしまっていましたが
お父さんが、ひおうぎ荘内の桟橋で、魚を2匹釣ってきて
片栗粉をまぶして揚げ、ドンぶりにしてくれたのが、
今思えば、当時の私にとって一番のご馳走だったのかもしれません。

これが、そのなつかしの桟橋。檜扇荘さんの自家船も写ってます。
この船で賢島までクルージングさせて頂いたこともあります^^
後々、平成16年9月に長女が誕生し、平成18年6月に二女が誕生し、
事務所は、お父さんの実家を増築して移転。その2ヶ月後マイホーム購入。
平成20年9月に長男が誕生しました。
今日、久しぶりに懐かしい家を見て、初心を忘れてはいかん!!と思った私です。
当時作らせて頂いたホームページ
http://www.hiogiso.com/
掲載写真は、外観もお風呂もお部屋もお料理もすべてお父さんと撮影しました。